
給料日に毎月やることを決めたら、家計管理がずいぶん楽になりました。50代一人暮らしのお金の動かし方を、具体的な手順とともに記録しています。
給料が振り込まれた後、何をどの順番でやればいいか、以前はあまり決まっていませんでした。
とりあえず引き落とし分は残しておかないと・今月は少し多く使ったかな・貯蓄しようと思っていたが、月末に確認したらあまり残っていなかった——そういう感覚が、毎月繰り返されていました。
変えたのは、給料日にやることを決めてしまうことでした。
決まっていれば考えなくていい。考えなくていい分、やるのが楽になる。今は給料日の翌日に30〜60分で終わる確認をするだけで、後は特に気にせず過ごせるようになりました。
難しいことはしていません。この記事では、私が毎月やっていることをそのまま記録します。
給料日ルーティンを作ろうと思ったきっかけ
銀行口座を整理して、生活費・引き落とし・貯蓄という3つの口座に役割を分けてからしばらくして、毎月の給料日に何をすればいいかという問いが自然に出てきました。
口座を整理しただけでは、お金の置き場所は決まってもお金をどう動かすかは決まっていなかったのです。
月末に残高を見て、今月は思ったより残っていなかったという感覚は、給料日に何もアクションをとっていないから出てくるものだと気づきました。
使った残りを貯蓄に回そうという考え方では、多くの場合たいして残りません。先に動かしてしまう必要があると感じたのが、ルーティンを作ったきっかけです。
給料日ルーティンの全体タイムライン
私が給料日(または翌日)にやることを整理すると、次の4つのステップです。
■ 給料日ルーティン・全体の流れ
① 先取り貯蓄の移動:貯蓄口座へ定額を移す
② 固定費の確認:先月と比べて変化がないか確認する
③ 今月の変動費の予算を決める:食費・日用品等の大まかな目安を決める
④ 先月の振り返り:先月の収支を大まかに確認する
合計30〜40分。コーヒーを淹れながらやると、ちょうど終わります。
この4ステップが固まってからは、今月はどうしようという迷いがなくなりました。やることが決まっているので、考えるエネルギーが要らないのです。
①先取り貯蓄|振り込まれたら「まず移す」
給料日ルーティンで最初にやることは、貯蓄口座への移動です。
使った残りを貯蓄に回すという考え方では、たいていの月に残りがほとんどありません。
使ってしまってから残そうとするのは、食べてからダイエットしようとするようなものです。
まず移してしまえば、使うお金は自然とその範囲に収まるという先取り貯蓄の考え方は、やってみると確かに機能します。
いくら移すかは、個人の収入・生活費・目標によって大きく異なります。収入の○割を貯蓄にという目安はよく見かけますが、私は自分の生活費を確認した上でこれだけあれば今月は過ごせるという金額を手元に残す形で決めました。最初から完璧な金額である必要はなく、少し余裕を見た金額で始めて、慣れてきたら調整するという方法が続けやすいと感じています。
しっかり貯金ブタ銀行口座整理で作った貯蓄口座に、給料日当日か翌日に定額を振り込む——これが最初のステップです。


②固定費の確認|変化がないかチェックする
先取り貯蓄の移動が終わったら、次は固定費の確認です。
固定費は毎月変わらないはず——というのは、実は完全には正しくありません。
- サブスクのプランが変わっていた。
- 無料トライアルがいつの間にか有料になっていた。
- 引き落とし日の関係で先月分と今月分が同時に引き落とされた。
こういった変化が、確認しないと気づかないまま過ぎていくことがあります。
やることはシンプルです。
先月の固定費の合計と今月の引き落とし予定を比べて、増えているものがないか確認します。
5〜10分で終わります。



増えていたらなぜか確認する・使っていないものがあれば止める。このサイクルを給料日ごとに回すだけで、固定費の無駄が自然と減っていきます。




③変動費の予算を決める|「今月はこのくらい」と決める
固定費の確認が終わったら、今月の変動費の大まかな予算を決めます。
精緻な予算管理をしようとしているわけではありません。
食費はこのくらい・日用品はこのくらい・その他はこのくらいという大まかな目安を、頭の中で決めるだけです。
今月は外食が増えそうだから、食費の予算を少し多めにしよう・先月日用品が多かったから今月は抑えめにしようという感覚レベルの調整で十分です。
なぜこれをやるかというと、予算感覚がない状態でいると、月末に使いすぎていたことに気づくという経験を繰り返してきたからです。大まかでもこのくらいのペースで使うという感覚があると、日常の買い物の判断が少し変わります。



予算を完璧に守ることが目的ではありません。
大まかな方向感を持つことで、使いすぎに気づきやすくなることが目的です。
④先月の振り返り|10分で終わる確認
最後のステップは、先月の振り返りです。
家計簿の続け方の記事書いた、月一まとめの確認を、給料日のタイミングで行います。
やることはシンプルです。
先月の固定費合計・変動費のおおよその合計を確認して、大きく変化した項目はなかったかだけを確認します。
先月より食費が増えた・理由は誕生日会があったから・日用品が多かった・季節の買い替えがあったから——こういった気づきが出てくれば十分です。原因がわかれば、今月の予算感覚の調整にも使えます。



10分以上かかるようなら、確認範囲が広すぎる可能性があります。大きな変化をつかむだけという視点で、軽く終わらせることを意識してみましょう。


ルーティンを続けるために意識していること
給料日ルーティンを習慣として続けるために、私が意識していることを3つ共有します。
給料日の翌日の朝というように、日程を固定してしまいます。特定の日に紐づけることで、今月どのタイミングでやろうかと考えなくてすみます。
4ステップの中の1〜2個しかできなかった月があっても、ゼロではないと考えます。続けることより、やめないことにも当てはまります。翌月また4ステップやれれば十分です。
チェックリストを、スマートフォンのメモアプリか手帳に貼り付けておきます。何をやるんだったかを覚えておく必要がなくなるため、ルーティンのハードルがさらに下がります。



やることが決まっていると、考えるエネルギーがいらない。
これがルーティンの一番の価値ですね。
まとめ
給料日ルーティンを作ってから変わったのは、月末に残高を見て驚くという経験が減ったことです。
先取り貯蓄で確実に貯まる分を先に確保する。固定費を確認して変化がないかを把握する。変動費の予算感覚を持って今月はこのくらいと決める。先月の振り返りで大きな変化がなかったかを確認する。
この4ステップを給料日に繰り返すだけで、「なんとなく不安」という感覚が少しずつ薄れていきました。
なんとなく不安という感覚そのものとの向き合い方については、下の関連記事でまとめています。






👉 「なんとなく不安」を減らすために50代がやったこと(近日公開予定)

