生命保険、一人暮らしにそんなに要る?50代で整理した話

50代で一人暮らしになり、生命保険を改めて考えた話です。解約すべきではなく、自分に必要なものを確認したという経緯をそのままお伝えします。判断は専門家に相談することをおすすめします。

50代で一人暮らしになり、しばらく経ってから保険証券を引っ張り出したことがありました。

生命保険に何本入っているかを、正確に把握していませんでした。何十年も引き落としが続いているのに、証券を最後に見たのがいつだったのかも思い出せないくらいでした。

並べてみると、数本の保険が出てきました。そのほとんどが、子どもが小さかった頃に入ったものでした。

この記事は、そこから私がどう考えたかという整理の記録です。生命保険は見直すべきという内容ではありません。どう考えればいいかの視点を整理しながら、私が感じたことをそのままお伝えします。

保険の見直しは、個人の状況(家族構成・収入・貯蓄・健康状態・住宅の状況等)によって正反対の答えが出ることがあります。この記事を読んで判断するのではなく、必ずプロの視点でアドバイスをしてもらえる、ファイナンシャルプランナー(FP)・保険代理店・保険会社等の専門家にご相談いただくことをおすすめします。

この記事の目次

保険証券を並べてみた|まず把握してみる

最初にやったのは、とにかく証券を並べることでした。

押し入れの奥にあった封筒を探して、書類を広げて、種類ごとに並べてみました。生命保険・医療保険・がん保険——名前だけでなく、毎月いくら払っているかを一か所に書き出したのは、そのときが初めてでした。

書き出してみてわかったのは、思っていた以上に払っていたという事実でした。

月々の合計を出してみたとき、これを何十年も払い続けてきたのかと思いました。払っていることは知っていましたが、合計して見たことがなかったのです。

保険の内容が正しいかどうかより前に、何があるか・いくら払っているかを把握するだけで、見え方がまったく変わりました。

この作業だけでも意味があったというのが、最初の実感です。
保険の判断はその先の話で、まず現状を把握することが第一歩だと感じています。

生命保険の目的を確認する

保険証券を前にして、改めて生命保険とはそもそも何のためにあるのかを確認しました。

一般的に、生命保険の死亡保障とは、自分が亡くなった場合に、残された家族の生活を守るために保険金が支払われるという仕組みです。収入が途絶えることで家族の生活が困窮するリスクに備えるための保険が、生命保険の原型です。

この考え方から言えば、残される家族の人数・その家族の収入状況が、必要な保障の大きさに影響します。

一人暮らしで扶養している家族がいない場合、この残される家族を守るという死亡保障の必要性は変わってくるという考え方があります。

ただし、一人暮らしであっても死亡保障が必要なケースがあります。住宅ローンが残っている場合・事業を営んでいて連帯保証がある場合・親族への経済的なサポートをしている場合・葬儀費用や死後の整理にかかる費用の準備として持ちたい場合——こうした状況では、一人暮らしであっても生命保険の死亡保障に意義があります。

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一人暮らしだから不要という話ではなく、自分の場合はどうかを考える必要がありますね。

50代一人暮らしが生命保険を考えるときの視点

自分の場合はどうかを考えるときに、私が参考にした視点をいくつか整理します。

これはあくまで考える材料の一例です。
個人の状況によって判断は大きく変わります。以下を読んで自己判断するのではなく、FP・保険代理店等の専門家への相談の前段階として参考にしてください。

① 扶養している家族の有無

子どもが独立し、扶養家族がいなくなった場合、保険に加入したときと状況が変わっていることがあります。
入った当時の守るべき家族の状況と、今の状況が同じかどうかを確認することが出発点になります。

② 住宅ローンの有無

持ち家で住宅ローンが残っている場合、多くのケースで団体信用生命保険(団信)に加入しています。
これは、住宅ローンの借り手が亡くなった場合にローン残債が保険でカバーされる仕組みです。
この保障との重複がないかを確認することも、整理の視点の一つになります。

③ 貯蓄・資産の状況

貯蓄が一定程度ある場合と、ほとんどない場合とでは、保険への依存度が変わってきます。
ただし、この判断は非常に個人差が大きく、専門家の視点が不可欠です。

④ 会社員としての保障(遺族年金等)

会社員の場合、亡くなったときに遺族に対して遺族厚生年金が支給される仕組みがあります。
この公的保障との組み合わせで、必要な死亡保障の金額が変わってくることがあります。

▼保険の無料相談を使ってみた体験談は、こちらにまとめています▼

保険の無料相談を使ってみた体験談|注意点も正直に書きます(近日公開予定)

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繰り返しになりますが、これらの視点はあくまで考える材料です。
個人の収入・資産・健康状態・家族関係によって、同じ状況でも必要な保険はまったく異なります。
必ずFP・保険代理店等の専門家にご相談ください。

長年入り続けた保険を”整理”するとはどういうことか

保険の整理というと、解約して保険料を削減するというイメージを持つ方が多いかもしれません。

でも私が整理という言葉で意図したのは、今の自分の状況に合った保険の状態を確認することです。それは、保険料を下げることが目的ではなく、入った当時と今で状況が変わっているなら、保障の内容も見直す余地があるかもしれないという確認です。

子どもが小さかった頃に入った保険は、その当時の家族構成・収入・ライフスタイルに合わせた内容です。子どもが独立して一人暮らしになった今の状況と、そのままイコールではない可能性があります。

一方で、年齢を重ねてから新たに保険に加入しようとすると、保険料が上がったり、健康状態によっては加入できなくなるケースもあります。とりあえず全部解約という判断が後から困ることになる可能性もあります。

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整理は削減ではなく確認から始まる——という視点で。

整理の過程で感じたこと|正直な話

保険の内容を自分で調べ始めてみると、正直、難しかったです。

証券に書いてある言葉の意味がわからないものがある。加入している保険同士の関係がわからない。何をどう比較すればいいか、基準がわからない。

一人でこれを全部判断するのは、難しいなと感じました。

そこで、無料で相談できるFPサービスを使ってみることにしました。無料相談というものがあることは知っていましたが、営業されるのではという不安から、ずっと踏み出せていませんでした。

保険の無料相談を使ってみた体験談|注意点も正直に書きます(近日公開予定)

医療保険は続けるべき?50代一人暮らしが考えたこと(近日公開予定)

まとめ

この記事は、生命保険を見直しましょうという内容ではありません。
50代で一人暮らしになった私が、保険について改めて考えてみた経緯の記録です。

解約すべき続けるべきどちらの結論も出していません。それは個人の状況によって異なるため、私が代わりに答えを出せる話ではないからです。

ただ、長年入り続けている保険の内容を、一度も確認したことがないという方がいたとしたら、まず保険証券を並べてみることから始めることをおすすめします。

何があるか・いくら払っているか——それだけわかるだけでも、最初の一歩になります。

その先の判断については、ファイナンシャルプランナーや保険代理店への相談を、強くおすすめします。

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