マイナンバーカード|50代からの上手な使い方

マイナンバーカード、便利だと聞くけれど何から使えばいいのか分からなかった私が、実際に使ってみて便利だったこと・気をつけたことをまとめました。

マイナンバーカードは、健康保険証として使うために登録した以外、特に活用していませんでした。便利になるらしいとは聞いていましたが、正直、何をどう使えばいいのか分からないままにしていたのです。

2025年末に従来の健康保険証が使えなくなったことをきっかけに、あらためて使い方を整理してみることにしました。この記事では、実際に使ってみて便利だったことと、気をつけたことを正直に書いていきます。

マイナンバーカードを持っていない・マイナ保険証を利用していない場合でも、資格確認書によってこれまでどおり医療を受けられる仕組みがあります。

政府広報オンライン マイナ保険証を基本とする仕組みへ
https://www.gov-online.go.jp/article/202407/entry-6238.html?utm_source=chatgpt.com

この記事の目次

マイナンバーカード|使える機能として

使い道何ができる?50代からの使い勝手注意したい点
本人確認顔写真付きの公的な本人確認書類として利用運転免許証を持っていない人にも便利。紛失・盗難時は適切な対応が必要。
マイナ保険証健康保険証として医療機関・薬局で利用病院・薬局でカード1枚で受付できる。健康保険証として利用するには利用登録が必要。
医療情報の確認マイナポータルなどで医療費・薬剤情報などを確認できる医療費の管理や確定申告時に便利。医療機関側の対応状況などによって利用できる情報が異なる。
高額療養費マイナ保険証を利用すると、限度額情報の提供により、窓口での支払いが自己負担限度額を超える場合の手続き負担を軽減できる入院など高額な医療費が発生したときに便利。医療機関・薬局での利用方法を確認する。
住民票などの証明書対応するコンビニなどで住民票の写し等を取得できる市区町村窓口へ行く回数を減らせる。自治体によって取得できる証明書・時間などが異なる。
確定申告e-Taxなどのオンライン手続きに利用50代・60代でも医療費控除などをオンラインで行いやすくなる。マイナンバーカードのほか、スマホ・パソコンなどの環境も必要。
行政手続きマイナポータルを通じて各種行政サービスを利用引越しなど、一部の手続きをオンラインで進められる。すべての行政手続きがオンライン化されているわけではない。
スマートフォン利用スマホに電子証明書を搭載して利用できるサービスもあるカードを毎回持ち歩かなくても利用できる場面が増えている。スマホ対応状況や電子証明書の有効期限を確認。

■参考・出典 デジタル庁ニュース もっと便利に正確に健康保険証はマイナ保険証へ
https://digital-agency-news.digital.go.jp/articles/2025-11-26?utm_source=chatgpt.com

50代・60代にとってのメリット

メリット具体的には50代・60代に役立つ
① 医療関係の手続きが便利になるマイナ保険証として利用でき、医療情報の確認にも活用できる病院・薬局を利用する機会が増える年代にとってメリットが大きい。
② 高額な医療費への備えになる高額療養費制度を利用する際の窓口負担・手続きを軽減できる場合がある入院など、まとまった医療費が発生したときに役立つ。
③ 年金・税金などの情報管理と相性がよいマイナポータルを通じて行政情報を確認できる年金・税金・医療費など、50代以降に増える行政手続きをまとめて管理しやすい。
④ 確定申告が便利になるe-Taxなどのオンライン手続きに利用できる医療費控除などを利用する人には便利。
⑤ 証明書取得の手間を減らせる対応自治体ならコンビニ等で証明書を取得できる窓口に行く時間を減らせる。
⑥ 運転免許証を返納した後にも使える顔写真付きの公的な本人確認書類として利用できる60代以降の本人確認書類として選択肢になる。
⑦ これから利用範囲が広がる可能性がある行政・医療・デジタルサービスなどで活用が進んでいる50代から取得しておくことで、今後のデジタル行政に対応しやすい。

50代・60代にとっての注意点

注意点内容対策として
① 暗証番号の管理が必要電子証明書などを利用するため暗証番号を設定する。カードと暗証番号を一緒に保管しない。
② カードを紛失する可能性がある身分証明書として使えるため、紛失時には注意が必要。紛失したら速やかに利用停止の手続きをする。
③ 電子証明書には有効期限がある電子証明書は発行から5回目の誕生日まで。カード本体とは別に電子証明書の期限も確認する。
④ カード本体にも有効期限がある18歳以上の場合、原則として発行から10回目の誕生日まで。更新通知が届いたら忘れずに手続きする。
⑤ 更新が少し面倒電子証明書の更新はオンラインではできず、市区町村窓口で手続きする。更新時期をカレンダーなどに記録しておく。
⑥ すべてがカード1枚で完結するわけではないマイナンバーカードがあっても、各種制度の申請や加入手続きそのものが不要になるわけではない。カードがある=すべて自動化と考えない。
⑦ デジタル操作に慣れが必要マイナポータルやe-Taxなどではスマホ・パソコン操作が必要。苦手なら無理にオンラインだけにせず、窓口利用も選択肢にする。
⑧ マイナ保険証の利用登録が必要マイナンバーカードを持っているだけでは、マイナ保険証として利用できない。医療機関・薬局のカードリーダー、マイナポータル、セブン銀行ATMなどで登録できる。

■参考・出典 マイナンバーカード総合サービス
https://www.kojinbango-card.go.jp/

しっかり貯金ブタ

マイナンバーカードは、持っているだけで得をするカードではなく、使う場面が増えるほど便利さを実感しやすいカードですね。

マイナ保険証|スマホでも使えるようになった

2025年12月以降、従来の健康保険証は原則利用できなくなり、マイナ保険証、または資格確認書での受診に切り替わりました。

さらに、対応している医療機関・薬局であれば、実物のカードだけでなく、スマートフォンに搭載したマイナンバーカードでも受付できるようになっています。

ただし、iPhoneはXS以降・iOS 18.5以上、Androidは対応機種が個別に決まっているため、事前にマイナポータルの対応機種一覧で確認する必要があります。すべてのスマホで使えるわけではないという点は、意外と知られていない気がします。対応していない施設もまだあるため、私は初回はカードを持っていくようにしています。

コンビニで証明書が取れるという便利さ

これは実際に使ってみて、地味に便利だと感じたことです。コンビニのマルチコピー機で、住民票の写しや印鑑登録証明書等を取得できるコンビニ交付サービスがあります。

役所の窓口が開いている時間に行けないことも多い一人暮らしの50代にとって、早朝や夜でも、近所のコンビニで取得できるのはありがたい仕組みだと感じました。

確定申告|思ったより簡単になった

e-Taxでは、マイナンバーカードを事前に登録しておくことで、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力するだけでログインできる仕組みがあります。

マイナンバーカードを使ったe-Taxでの申告は24時間利用可能で、還付がある場合は3週間程度で還付されるとされています。

また、確定申告の際にマイナンバーカード方式を使うと、公金受取口座(行政からの給付金等を受け取るための口座)の登録も同時に申請できる仕組みがあります。

これはあくまで手続きが便利になるという話です。確定申告そのものが必要かどうか、どのように記載すればいいかについては、税務署や税理士に確認することをおすすめします。

忘れやすいけれど大切|電子証明書の更新

これは筆者の私自身が、うっかりしそうになった部分です。

マイナンバーカードに書き込まれた電子証明書には5年の有効期限があり、更新は市区町村、または指定の郵便局の窓口でのみ行えます。スマートフォンやパソコンからの更新はできません。

有効期限の約2〜3か月前になると、転送不要郵便で有効期限通知書が自宅に送付されます。この通知が届いたら、早めに動くようにしています。

更新手続きが予約制になっている市区町村もあるため、余裕を持って確認しておくのがよいようです。うっかり有効期限が切れると、マイナ保険証やe-Taxが一時的に使えなくなることがあるので、忘れずに更新することが大切だと感じています。

スマホに搭載する時に気をつけたこと

スマホにマイナンバーカードを搭載してみて、いくつか気をつけている点があります。

スマホに搭載したマイナンバーカードは、マイナ免許証としては利用できません。運転免許証としての機能は、実物のカードが必要になります。財布に入れたカードを完全に手放すことはできない、という点は最初に知っておくとよいと思います。

機種変更をする場合や、利用をやめる場合は、マイナポータルから電子証明書を失効させることができます。紛失した場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルに連絡することで一時停止できる仕組みもあります。

iPhoneの場合、探すアプリで紛失モードにすると、Apple Wallet内のマイナンバーカードも利用停止されるようです。

しっかり貯金ブタ

万が一の時にどう対応すればいいかを、あらかじめ知っておくだけで、いざという時に慌てずに済みます。これをしておけば絶対に安全というわけではありませんが、対応手段を知っているだけで、心構えは変わると思います。

まとめ

マイナンバーカードは、難しそう・怖そうというイメージが先に立っていました。でも実際に使ってみると、マイナ保険証、コンビニ交付、確定申告のログインなど、生活の中で便利に感じる場面がいくつもありました。

一方で、電子証明書の更新やセキュリティ面には、知っておくべき注意点もあります。便利さと注意点、両方を知っておくことが、上手に使いこなす第一歩だと感じています。

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